綴る

思った言葉をありのままに。文にならなくてもいいじゃない( (◕ . ◕( )⊃ )20歳なりの考え

恋愛ソングの歌詞をみるのが

とても好きだ。

 

うざったいくらいの病み曲にも

愛はあるし

マンガやアニメによくあるようで

人々が「こんなのは非日常的だ」と

笑うような曲にも

確かに「愛」は存在している。

 

私は基本的に

好きなアーティストの曲しか好まず

別のアーティストの曲を聞き

あまりピンときた試しがない。

 

友達に勧められた曲

初めて聞いた音楽

 

特に意識をせず

メロディーを感じとる。

 

二度目に聞く時、歌詞を見ながら

聴いてみる。

 

ああ、これはラブラブカップルの

歌なんだなとか

ドキドキする片想いの歌なんだ。と

その歌のバックグラウンドを覗き

自分がまるでその体験をしたような

気がしてしまう。

 

しかしそこまでなのだ、

どれだけ聞いても

それ以上でもそれ以下でもない

歌詞通りの感情しか生まれない。

同情というべきなのだろうか。

「片想いは苦しいね」

「幸せいっぱいだね」

 

ストーリーや想い

それが歌になっているのだから

当たり前なのかもしれない。

 

でも私は初めてある曲を聴き

歌詞以上の想いを抱いた。

 

クリープハイプ

「僕は君の答えになりたいな」

 

最初は何気なく聞いた。

 

同じにするなと

言われるかもしれないが

RADWIMPS

「最大公約数」とどこか似た雰囲気が

あると感じた。

 

足す、引く、かける、割る

問題、答え

 

それらはすべて算数で習ったが

その要素と好きな子(彼女)とを

歌詞の中で合わせているのだ。

 

「君が僕の問題であってよ

ずっと考えてあげる」

 

私は、この歌詞に惚れ込んだ。

 

この歌詞の中での僕は

君のことが好きで好きで

たまらないのだろう。

 

「君のことをずっと考えていたいな〜」

では、ただの願い。弱いのだ

 

君は「僕の問題」であることで

僕を悩ませるのだ。

悩ませる問題を必死に考えていれば

いつかそのうちに答えが出るだろう。

(算数上ではの話である)

 

君は僕の問題であっても

答えのでない問題ではないのだ。

むしろ、「僕の答え」なのだ。

 

君は僕を悩ませる問題であり

結局は答えなのだ。

 

あくまでこれは今の自分の解釈である。

この歌詞を数年後に見たら

また違う捉え方をするだろう。

 

同情でない、

このなんとも言えぬ感情を抱き

私は今日もこの曲を聴くのだ。

 

深く深く考え

解はないであろう

彼らの考える愛をみつけようとする。

 

 

   【僕は君の答えになりたいな】

 

作詞・作曲  尾崎世界観

歌  クリープハイプ

 

足したり引いたり 

ましてや掛けるなんて
なんとか割り切ってここまで来た


貸したり借りたり 

ましてや賭けるなんて
なんとか守り切ってここまで来た

 

残りの数字は皿の上に並べたら
ラップにでもくるんで冷蔵庫の中へ

 

僕は君の答えになりたいな 

ずっと考えてあげる
別になんの保証も無いけれど 

間違いだらけの


僕は君の答えになりたいな 

ずっと考えてあげる
心の中を見せてあげる

 

幸せの蓋の裏に付いてる
悲しみを舐めて安心する

 

どこにいても何をしてたって 

ずっと考えてあげる
別になんの保証も無いけれど 

間違いだ だけど


君が僕の問題であってよ 

ずっと考えてあげる
心の声を聞かせてあげる


僕は君の答えになりたいな 

ずっと考えてあげる
別になんの保証も無いけれど 

間違いだらけの


そんな答えの出ない問題も 

ずっと考えてられる
心の中を見せてあげる

別になんの保証も無いけれど

 

足したり引いたり 

ましてや掛けるなんて
なんとか割り切ってここまで来た