綴る

思った言葉をありのままに。文にならなくてもいいじゃない( (◕ . ◕( )⊃ )20歳なりの考え

秋に近づくと寂しくなって

泣きそうになる。

我慢しても夜1人で布団に入ると

ほろほろと頬を涙がつたう。

まるで何か一つの

物語のワンシーンのように……

 

寂しいから泣くのか嬉しいから泣くのか

わからない感情

その自分に泣いているのかもしれない。

 

楽しそうに笑う声が

外を静かに過ぎていって

どのくらいだっただろう静けさに

戻った時には

もう秋の音しかしなくて。

 

その中でゆっくり

自分のことを考えたり

相手のことを想ったり。

本を読んでもいいと思う、

ただそこに携帯などはいらない。

 

月明かりだけ

もしくはいい香りのキャンドルに

火をつけて

幸せな時間を過ごしたい。

 

恋人とそういうことをするのも

いいかもしれない

あつあつほかほかになり

満たされるだろう。

なかなか会えない好きな人を抱きしめて

泣きながら幸せだねって

ふと言葉を漏らすのもいい。

 

そんな幸せなことを考えている時

思い出した。

 

私は高校の夏休み、

いつものように早朝部活に

向かう途中

知らない男の人に襲われた。

 

後ろから服をめくられ

抵抗する私を

自転車ごと深い側溝に落とした。

犯人は落ちたのを確認すると

一目散に逃げていった。

 

私は相手の目を見た

でも、思い出せないのだ。

人は思い出したくない辛い出来事は

記憶から消してしまうらしい、

事件の事は忘れないのに

相手の容姿とかは何も思い出せないのだ。

 

高畑容疑者が強姦致傷と

ニュースで伝えられたとき

未だに私にとって

身体にも心にも深い傷を負わせた

犯人がまだ捕まっていないことを

思い出した。

 

幸せな事を考えていると

辛いことがでてくる

 

今日 9/15。

あの時からもう

そんなに経ったんだな。

幸せが辛くなる、そうか。

日が近づくとまだ心が癒されてなくて

気づかないうちに心が

泣いていたんだ。と思った

 

ごめんねわたしの心

いっぱい悲しませてしまったね

辛かったね

 

中秋の名月すこし

欠けているかもしれない

わたしの心みたいね

 

いつかあの頃の私みたいに

なれるかな

満ち足りた幸せいっぱいの。

 

あの時の犯人はいまどこに

いるんだろうか

強姦致傷罪は無期、または5年以上の

懲役。

3年を超える懲役刑の場合

執行猶予はつかない。

起訴された場合、裁判員裁判となり

情状酌量が考慮されない限り

実刑判決となる可能性が極めて高い。(引用元 : スポーツ報知http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160823-OHT1T50051.html)

 

とされる。

裁かれて欲しい、私の好きな秋を

返して欲しい。

今年こそは幸せな秋をあなたと。