綴る

思った言葉をありのままに。文にならなくてもいいじゃない( (◕ . ◕( )⊃ )20歳なりの考え

とある山の中にきた。

 

湖が大きく広がっている

素敵な場所であった。

少し新しいのか、塗りたてなのか

わからぬ足こぎボートが

いくつも浮かんでいた。

 

涼しく過ごしやすい

緑の多いこの場所で音楽を奏でる事が

できる幸せ。

 

幹事と役員、そして

提供してくださった宿泊所の

方々に感謝したい。

 

私は合宿で

ここに来た。

音楽を仲間と楽しみ

演奏することはとても幸せで

私は昔から好きだった

 

しかし

集団で宿泊する事が

苦手である私にとって

学校行事などの「合宿」ほど

苦痛に感じたことは無い。

 

衣食住を共にする。

普段学校で見ている

「彼女たち」「彼ら」とは別な

プライベートが明かされるのだ。

自分の習慣や寝る体勢、

スケジュールの組まれていない

時間の使い方など。

 

その人を印象を変える

大きな要因にもなりかねないと

常常思う。

 

私は集団の中に

自分の空間を作り

知らぬ間にバリアを張る。

そこの中だけが唯一の

心安らぐ居場所かのように。

 

バリアを張ったらまずは目を閉じる。

目を閉じることによって

人は視覚情報をほぼ遮断する。

そのことによって

聴く、触れるという

別の器官による情報がより繊細に

感じられるようになると思う。

 

聴覚によって捉えた情報を一つずつ

より正確に整理し記憶する、

私はバリアの中で

よくこの状態に陥る。

「起きてる?ぼーっとしてる?」

そういう事を聞かれる時は大抵

自分の空間に

引きこもって瞑想している時である。

 

集団の中で

己のすべてをオープンにして

受け入れられなかった時が怖い。

自分の領域に足を踏み入れ

全てを否定され貶される事が怖い。

 

だからバリアを張るのだろう。

 

何かと

「怖い」という理由をつけて

盾を持って逃げているだけかもしれない。

そうだとしても私は

ゆっくりゆっくり

少しずつ変われたらいいな、そう思って

毎日生きている。

 

先日 「自律神経失調症」の症状が

多く見られると言われた。

手の荒れをはじめとし、食欲不振

イライラ、感情の制御不能…

 

相手の言葉 ひとつひとつで

また、自分自身の言葉ひとつひとつが

この病を左右するらしい。

優しい言葉で満たされるだけでは

治らないだろう。

時にはきちんと

叱ってもらわなければいけない。

 

人間が相手言う言葉や

伝える文章には

少なからず意味があるから

わからないと思う事はその都度

辞書で調べることにした

 

私は今こうして

ほんの少しずつ見えない努力を

積み重ねている。

…(つもりかもしれない)と

言われればそれまでなのかも。

 

変わりたい、変えよう

少しづつ好きなことに手をつけ

頑張っていこう

そう決めたからには、やるのだ。

毎日 毎日心で唱えている。

 

見えないものと闘うって

なんだかかっこいい響きだし

勝てたらそれはスーパーマンレベルと

誇っていいのではないか。

 

社会にでたら

人といっぱい接する機会があり

自分のすべてを知ってもらい

受け入れてくれる人

(それは仲間であったり、上司、仕事の顧客かもしれない)を探すことに

なるだろう。

 

今 この場所に

何人自分のことをすべて理解してくれる

人がいるだろう

闘いに勝ち祝杯をあげ

自分のことのように喜び泣いてくれる

人はいるだろうか?

 

ガードをゆっくりと溶かしていき

隙間からそっと手を差し伸べてくれる、

そんな人はいるだろうか。

 

夜。いま。散歩道

澄んでいるはずの山の空気が

まずい